米油は体にいい油?米油の特徴やメリットとは

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米油の特徴やメリット

あなたは、米油がどんな特徴を持っているのか知っていますか。

そして、米油が持つ特徴が、私たちの体にどんな良い影響を及ぼすのか知っていますか。

一般的に米油は、健康にいい油だといわれていますが、米油の特徴を知っているのと知らないのでは、体への影響に大きな違いが起こってくるのは当然のことです。

せっかく、健康のことを考え米油を選ぼうとしているんですから、米油についても基礎知識や効果的な使い方についても知っておきたいものですよね。

というわけで、今回は米油の特徴はもちろんのこと、あなたの体に影響を及ぼす栄養や成分についての情報を分かりやすくご紹介していきます。

米油のことを知れば知るほど、あなたもすぐに米油を使ってみたくなるはずです。

特に、揚げ物の好きなご家族のいる方は、これからご紹介する情報を必ずチェックしてください。

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1.米油とは

米油とは

米油とは、私たちが日常的に食べているような白米から作られているのではなく、玄米から白米に精米をする時にできる「米ぬか」を使って作られている食用油です。

米ぬかは、玄米の表面や成長し芽となる部分が含まれていて、その中には油の成分も20パーセント程度含まれています。

つまり、米ぬかを使った米油の中には、健康によいとされる玄米が持つさまざまな栄養や成分が凝縮されているんです。

1-1.米油の読み方は

一般的には「こめあぶら」と読みます。

ただし、「こめゆ」と読む場合もあります。

1-2.米油はどんな味

米油は、油特有の臭みが少なく、お料理の際、食材の持つ味や香りを邪魔しないのが特徴です。

このため、他の油から米油に替えた場合でも、抵抗感なく使うことができます。

なお、日本の給食に使われている油の約60パーセントが米油と言われています。

このため、あなたも知らず知らずの間に米油を食べている可能性が高いでしょう。

1-3.米油の価格は他の食用油と比較してどうなの

米油は、サラダ油と比較した場合、一般的に割高です。

ただし、同じサラダ油や米油の中でも、圧搾一番搾り製法や薬品抽出法など、作り方によって値段は大きく異なるため、油の種類だけで高い安いを判断するのは間違った判断方法です。

■参考:サラダ油の値段の違いは作り方と原料だった!激安サラダ油に潜む危険性とは?

1-4.米油はヘルシーな油なの

米油のカロリーは、1グラム当たり約9キロカロリーで、その他の食用油と同じです。

ただし、カロリーは同じでも、栄養素や成分は油の種類によって大きく異なり、あなたの体への影響も大きく違ってきます。

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2.米油には、どんな栄養や成分が含まれているの

いつまでも若々しくいたいと願う女性に最適な油

米油には、たくさんの体に有益な栄養素や成分が含まれています。

そして、米油の栄養や成分による主な効果としては、コレステロール値を低下させることと、アンチエイジング効果があげられます。

つまり、生活習慣病などの不安を感じている人はもちろん、いつまでも若々しくいたいと願う女性に最適な油なんです。

2-1.オレイン酸

オレイン酸は、植物油に多く含まれている脂肪酸のひとつであり、米油にも含まれています。

主な効果としては、善玉コレステロールの値は維持したまま、悪玉コレステロールの値を低下させる働きがあります。

2-2.リノール酸

リノール酸は、オレインと同じ米油に含まれている脂肪酸のひとつですが、オレイン酸と異なり、体内で作ることができず食べ物かた摂り入れる必要がある脂肪酸です。

リノール酸の主な効果としては、血液中のコレステロールの値を低下させ、血管の老化や効果を防止することが期待できます。

2-3.ビタミンE

ビタミンEには、抗菌化作用があります。

抗菌化作用により、細胞の老化を防ぎ、いろいろな病気の原因となる活性酸素の働きを抑えることができるので、病気の予防はもちろんアンチエイジング効果も期待できます。

2-4.トコトリエノール

トコトリエノールは、「スーパービタミンE」と呼ばれるビタミンEの一種です。

非常に抗酸化力が強く、トコフェロールなど一般的なビタミンEに比べ、約50倍もの抗酸化力を持つといわれています。

トコトリエノールの効果としては、コレステロールや中性脂肪を低下させる健康を維持するための作用はもちろんのこと、シワやシミ、毛穴を改善するなどの美容効果やメラニン色素の生成を抑制することによる美白効果などのアンチエイジングも期待できます。

2-5.γ-オリザノール(ガンマ-オリザノール)

ガンマ-オリザノールは、医薬品、化粧品、食品など幅広い分野で使用されているコメ胚芽や米ぬかに多いポリフェノールの一種です。

効果としては、血行を良くしてコレステロールを低減させたり、自律神経失調症などの脳の機能劣化防止などが期待できます。

2-6.植物ステロール

植物ステロールは、油の食物繊維と呼ばれることもある成分です。

コレステロールが体内に吸収されるのを抑える効果があるため、コレステロール値の低下に役立ちます。

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3.米油はオメガ9に分類される油なの?

米油はオメガ9に分類される油

食用油は脂肪酸の種類の違いから、オメガ3、オメガ6、オメガ9の3種類に分類することができます。

オメガ3系の食用油としてはエゴマ油やアマニ油、オメガ6系の食用油はコーン油、ひまわり油、紅花油、オメガ9系の食用油はオリーブオイルやココナッツオイルがあり、それぞれ大きく異なる特徴を乗っています。

そして、米油はオメガ6とオメガ9の中間に位置する食用油です。

つまり、米油は特徴の異なる2つの脂肪酸がバランスよく含まれていて、両方の脂肪酸による効果が期待できる食用油なんです。

3-1.オメガ6系油の特徴

  • リノール酸が多い
  • 酸化しやすい
  • 悪玉コレステロールや中性脂肪を減らす
  • リノール酸は過剰に摂取すると動脈硬化や免疫低下が発生するおそれがある
  • リノール酸は体内で生成することができない(必須脂肪酸)
  • 一般的な食生活ではリノール酸は過剰摂取傾向

3-2.オメガ9系油の特徴

  • オレイン酸が多い
  • 酸化しにくい
  • 動脈硬化、心臓疾患、高血圧などの生活習慣病を予防する
  • 善玉コレステロールを減らさず、悪玉コレステロールだけを減らす
  • 脂質の代謝を上げる(美容効果)
  • 加熱料理に適している
  • オレイン酸は体内で生成することができる

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4.米油は酸化しにくい油なの

米油はオメガ9に分類される油

米油は酸化しにくい油です。

酸化しにくい油なので、トランス脂肪酸など有害物質による悪影響が少ないのはもちろんのこと、臭いの発生も抑えることができます。

また、酸化しにくい油で作ったお料理は、美味しさも長持ちします。

つまり、米油はお弁当や作り置きのおかずに適した油なんです。

5.米油と米サラダ油は何が違う

米油と米サラダ油は何が違う

日本農林規格(JAS)では、サラダ油という名称は「低温で一定時間が経過しても固まったり濁ったりしないこと」など、一定の基準を満たした食用油にしか認められていません

このため、商品名として「米サラダ油」という名称を使うためには、「米油」かつ「サラダ油」という2つの条件をクリアする必要があります。

つまり、サラダ油の条件を満たしている米油が、米サラダ油なんです。

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6.まとめ

いかがでしたか?

米油はメリットがたくさんある油であることがお分かりいただけたはずです。

そして、健康への意識の高い人が、なぜ米油を選んでいるのかも理解できたはずです。

見た目には同じように見える食用油でも、原料や製造方法が違えば、体に及ぼす影響は大きく異なってきます。

米油はスーパーなどでは手に入りにくい食用油ですが、ネット宅配食材サービスなどを利用すれば簡単に購入することができるので、興味のある方は、ぜひ一度試して米油のパワーを体験してみてください。

■いま売れている人気の米油はこちらから

おすすめ米油

ネットで簡単に手に入れることができるおすすめの米油を紹介します。

みずほの米油

「みずほの米油」が他の米油と大きく異なるのは、パッケージが紙製であることです。

米油を含む食用油は、空気に触れたり日光に当たることによって酸化が進行し劣化していきます。

しかし、みずほの米油は日光を通してしまう透明の容器ではないため、劣化に強い米油と考えることができます。

また、みずほの米油は新鮮な玄米のぬかと胚芽から作られた国産原料を使用した唯一の食用油であるため、遺伝子組み換えの心配がなく安全安心です。

みずほの米油を実際に使ってみた結果はこちらから

◆その他の食用油との比較一覧はこちらから

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