あなたは、食品に対するアレルギー対応には、食材宅配によって大きな差があることを知っていますか。
また、コープデリが、どのようなアレルギー対応を行っているのか、知っていますか。
アレルギーを持つ人や、その家族にとって、アレルギー対応の充実度は、安心して食べられる食品を見極めるための重要なポイントです。
安心して食べられる食品を手軽に手に入れるため、コープデリを使ってみようと考えているのなら、コープデリのアレルギー対応について、知っておきたいと思うのは当然のことですよね。
というわけで今回は、コープデリのアレルギー対応について、分かりやすくご紹介します。
アレルギー表示に関する情報も紹介しているので、必ず最後までチェックしてくださいね。
1.カタログに7大アレルゲンを表示
コープデリでは、カタログに掲載しているすべての商品に、7大アレルゲン(たまご・乳・落花生・そば・小麦・えび・かに)を表示しています。
さらに、一部の商品では、どんなアレルギー物質が含まれているか分かりやすくするため、原材料名表示別に枠を作り、アレルギー物質を表示しています。
また、「きらきらBaby&Kids 」と呼ばれる赤ちゃん向けカタログでは、アレルギー対応商品の専用コーナーを設けるなど、アレルギーをもっていても安心して食べられる商品の情報を充実させています。
なお、コープの商品検査センターでは、アレルギー検査を定期的に実施し、表示が正確であるかについて確認を行っています。
2.推奨20品目へのアレルギー対応
アレルギー表示の対象品目には、「特定原材料」と呼ばれる表示が義務付けられている7品目(7大アレルゲン )以外に、あわび、いか、オレンジなど「特定原材料に準ずるもの」に分類され、表示することが推奨されている20品目があります。
アレルギー表示推奨の20品目について、コープみらいのホームページでは、
推奨表示は可能な範囲で表示します
と紹介されている一方、コープのホームページでは、
すべてのコープ商品には、27品目(特定原材料等)のアレルギー表示を行っています
と紹介されており、コープによって対応が異なる可能性も考えられます。
3.コンタミに対する対応
食品を生産する際、原材料としては使っていないにもかかわらず、意図せずアレルゲンとなりうる特定原材料などが混入するケースがあります。
このことを、一般的に「コンタミネーション」と呼び、コープではコンタミネーションの発生を減らすため製造ラインの洗浄や原材料管理をきちんと行っています。
なお、どうしてもコンタミネーションをふせぐことができない場合、コープデリでは7大アレルゲン(たまご・乳・落花生・そば・小麦・えび・かに) を対象に、注意喚起のための「コンタミ表示」を行っています。
3-1.コンタミ表示とは
コンタミ表示は、混入の原因によって、ラインコンタミと原料コンタミに分類することができ、表示内容が異なります。
3-1-1.ラインコンタミ
ラインコンタミとは、製造装置や関連機器に付着したアレルギー物質が洗浄などによっても完全に取り除くことができず、その後生産した他の製品に付着し混入するケースをいいます。
また、粉末状のアレルギー物質が飛散し、他の製品に混入する場合も、ラインコンタミに該当します。
3-1-1-1.ラインコンタミの表示例
「本製品の製造ラインでは、✕✕(アレルギー物質名) を使用した製品も製造しています。」
3-1-2.原料コンタミ
原料コンタミとは、水産加工品などにエビやカニなどが混入し、確実に除去することが困難で最終製品にそのまま混入するするケースが該当します。
3-1-2-1.原料コンタミ の表示例
「本製品で使用している✕✕(アレルギー物質名) は、えびを食べています」
4.商品に対するアレルギー情報が検索が可能
コープでは、アレルギー物質に関する情報を、コープ商品情報のサイトで検索することができます。
特定の商品に関するアレルギー物質有無の確認はもちろんのこと、特定のアレルギー物質のない商品を絞り込んで表示することもできます。
また、すでに購入した商品に関するアレルギー情報については、商品に印刷されているバーコード番号を入力すれば、簡単に確認することができます。
なお、コープ商品情報のサイトは、パソコン以外に携帯電話やタブレットからでも利用することができます。
5.まとめ
いかがでしたか。
コープデリのアレルギー対策について、詳しくなることができたのではないでしょうか。
そして、コープデリの食品を選ぶ時、アレルギー物質をどのように確認すればいいのか、分かったのではないでしょうか。
ただし、コープデリは、生協の中ではネットスーパーにイメージが近く安く手軽に利用できる食材宅配であることもあってか、アレルギー対策についても、その他の食材宅配に比べ比較的緩めのルールになっています。
もし、あなたがコープデリのアレルギー対応が物足りないと感じているのであれば、「パルシステム」を比較検討してみることをおすすめします。
パルシステムなら、コープデリと同じ生協の食材宅配ですし、アレルギーや農薬、食品添加物に対する対応もコープデリと比較しワンランク上です。
なお、パルシステムのアレルギー対策については「パルシステムのアレルギー対応について調べてみた結果」で詳しく紹介しています。
気になる人は、必ずチェックしてくださいね。
コープデリの基本情報
資料請求(無料) | 送料や手数料 | 配達エリア | 宅配サービスの種類 | 支払い方法 |
お試しサンプルがもらえる場合も… | かなり割安 | 東京、埼玉、千葉、群馬、栃木、茨城、長野、新潟 | 宅配弁当もあり | 指定口座からの引き落としのみ |
注文方法 | カタログ | 配達日や配達時間帯 | 留め置き | アレルギー対策 |
カタログ、電話、ネット | ジャンル別、目的別のカタログを用意 | 指定不可 | 可能 | 7大アレルゲンを表示 |
▼コープデリの公式ホームページはこちらから▼
■参考:コープデリ以外の食材宅配は配達エリア別おすすめ食材宅配で確認できます。
(※ご注意!ここで紹介しているデータは、2016年11月29日時点での独自による調査結果です。各データは、必ず運営会社発表のものと照合しご確認ください)