生活クラブの農薬に対する考え方について調べてみた結果

2016/9/6 2019/2/24 生活クラブ

あなたは、生活クラブが、農薬についてどのように考えているのか、知っていますか。

そして、生活クラブは、国の基準よりも厳しい自主基準を設けていることを知っていますか。

多くの食材宅配では、安全性の高い野菜を取り扱っていますが、農薬に対する基準や考え方に違いがあることも事実です。

無農薬や農薬の影響の少ない野菜を手に入れるため、「生活クラブを始めよう」と思っているなら、生活クラブの農薬に対する基準や考え方について知っておきたいと思うのは当然のことですよね。

というわけで今回は、生活クラブの農薬に対する考え方について調べてみた結果を、分かりやすくご紹介します。

生活クラブ独自のユニークな活動についても紹介しているので、必ず最後までチェックしてください。

1.基本は「減農薬」

生活クラブでは、農薬は使うべきものではないと考えています。

とはいえ、農薬は私たちが毎日食べている食材の生産性を高め、安定供給や経済性に大きなメリットを与えていることも、事実として見逃すことができません。

また、同じ野菜を栽培していても、産地によって気候や土地条件など環境が異なるため、有機栽培を実現することができる地域もあれば、農薬を使わざるを得ない地域もあります。

このため、生活クラブでは、農薬基準をあえてひとつに統一することを避け、産地の環境に合わせた農法で、農薬や化学肥料の使用をなるべく減らすことを基本としています。

なお、生活クラブでは、

という3つの自主基準を設け、農薬削減のレベルアップを推進しています。

農薬には、毒性の高いものもあれば、比較的毒性が低いものもあります。

そして、私たちの健康面から見た場合、毒性の低い農薬の方が安全性が高いと考えることができます。

このため、生活クラブと、提携している生産者とで組織している「生活クラブ青果の会」では、毒性の強い農薬を「削減指定農薬」と位置づけて削減を推進しています。

生活クラブでは、削減指定農薬として、次のような農薬を対象にしています。

私たちが、普段食べている野菜や果物は、厚生労働省によって、残留農薬の基準が決められています。

厚生労働省が定めている残留農薬基準は、私たちの健康を損なうおそれがないよう、充分に配慮されている値ですが、生活クラブでは、国の基準を上回る「10分の1未満」という、非常に厳しい独自基準を設けています。

生活クラブでは、農薬の使用状況などの栽培過程を、すべて情報公開することを基本条件としています。

使用農薬の情報公開というと、書類を提出し確認することをイメージするかもしれませんが、生活クラブでは、書類の提出はもちろんのこと、「おおぜいの自主監査」という、ユニークな活動も行っています。

「おおぜいの自主監査」とは、生活クラブの組合員が、実際に生産現場に出向き、生産環境はもちろん、生産工程なども確認しながら、生産者と組合員が一緒になって、よりより食材作りについて考える活動です。

組合員にとっては、農薬使用の状況だけでなく、農薬を使っている生産者の農薬に対する考え方についても知ることができる、貴重な機会です。

いかがでしたか。

なぜ、生活クラブが、食材の安全性に定評のある食材宅配なのか、お分かりいただけたのではないでしょうか。

そして、生活クラブの農薬に対する考え方に共感できる部分が、あったのではないでしょうか。

生活クラブでは、今回ご紹介した「農薬」以外に、「食品添加物」についても食材宅配の中でトップクラスの管理体制で、私たちに安全性の高い食材を提供してくれています。

詳しい内容については、「生活クラブの食品添加物に対する考え方について調べてみた結果」で紹介しているので、食の安全性に興味のある人は、必ずチェックしてください。

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お届け時間指定	農薬	放射能検査	注文方法	赤ちゃん特典
不可	「減農薬」が基本	国の基準より厳しい	カタログ注文とネット注文	プレママ特典