突然の「ドンッ」という強い衝撃。
赤ちゃんの大きな泣き声とともに、怒りの感情があふれ出てきました。
ベビーカーは場所をとる乗り物なので、普段から狭い通路を通る時は申し訳ないなあとは思っていました。
でも、そんな思いは「邪魔だからどけ!」という雰囲気丸出しのあのオバサンには、理解してもらえなかったようです。
ベビーカーに乗っていた子どものことを思って、私も少しカッとしていたのかもしれません。
でも、あんな勢いでカートぶつけておいて、ひと言も謝らないなんて信じられません。
大事な赤ちゃんが乗っているベビーカーにカートをぶつけてきたあの怖いオバサン、今日も会ったら嫌だなあ。
とは言っても、買い物しないってわけにもいかないし、ちょっと遠いけど今日は別のスーパーにしようかな・・・。
目次
1.なぜ、ベビーカーでの買い物は大変なのか
ベビーカーでの買い物、本当に大変ですよね。
「買い物なんていきたくない」とか、「誰か私の代わりに買い物に行って」とか叫びたくなる時もあります(笑)
でも、世の中の赤ちゃんママたちは、あなたと同じようにベビーカーでの買い物についての悩みを持っています。
あなたも「うん、うん」って、うなずきたくなるポイントがたくさんあると思うので、ひとつひとつチェックしてみてくださいね。
1-1.邪魔で迷惑
スーパーでのベビーカーを、邪魔で迷惑な存在だと感じている人は少なからずいます。
特に新生児から使えるA型ベビーカーの場合、サイズが大きいので、買い物に夢中になっていると通路を塞ぎ、他のお客さんに不快な思いをさせてしまうことも珍しくありません。
また、小回りがきかず、距離感をつかむことが意外と難しいので、ディスプレイされている商品や山積みにされている野菜などにぶつかってしまい、商品を床に落とし、お客さんだけでなくお店にも迷惑をかけてしまうこともあります。
もちろん、レジでも迷惑にならないように、ベビーカーが邪魔にならない1番手前の列に並ぶ配慮も忘れてはいけません。
そして、買い物中、赤ちゃんが泣きはじめた時は要注意。
泣き止まずお手上げ状態になった時には、買い物をあきらめ帰ることも・・・。
悪いことをしているわけでもないのに、まわりの目が気になって仕方ありません。
人が少なそうな時間と曜日を選んで買い物したいのですが、お昼寝とか授乳のタイミングがうまく合わないことが多いんです。
1-2.とにかく疲れる
ベビーカーで買い物をする場合、片手でベビーカーを押しながら、もう片方の手で買い物カゴを持たなければいけません。
でも、もともとベビーカーは両手で押すことを前提に作られているので、片手で押しながら買い物をするのは本当に難しいんです。
そして、買い物も後半になるとカゴの中身も増えてきて、カゴを持ち続けているのがツラくなります。
手がパンパンになるので、腕にカゴをかけたりもしますが、重さで取っ手が腕にめりこみ腕がちぎれそうな感じになります。
レジでのお会計の時にも、ベビーカーを支えた状態でカバンから財布を出したり、エコバックを出したりしないといけないので、めちゃくちゃ大変です。
1-3.病気やケガに
ベビーカーでの買い物は、病気やケガにも注意しなければいけません。
たくさんの人が出入りするスーパーなので、インフルエンザなどの感染症には特に注意しなければいけません。
感染症というと、抵抗力のない赤ちゃんばかりがクローズアップされますが、じつは、出産を終え体力を消耗しているお母さんも注意が必要なんです。
そして、混雑する時間帯では、カートでベビーカーにぶつかってくるオバサンもいます。
「ごめんなさい」で済めばいいけど、万が一のことがあったらと考えると、大事な赤ちゃんを危険な場所に連れていきたくないと思っちゃいます。
それに、ベビーカーは片手で操縦することがとっても難しいので、思わぬ方向に進んでしまって人にぶつけてしまったり、タイヤで足をひいてしまったり、こちらが加害者になることもあるから不安で仕方ありません。
救急車を呼ばれたり、治療費を請求されたりしたら、本当に困っちゃいます。
1-4.障害物だらけ
ベビーカーでの買い物は、スーパーの外でも、たくさんの障害物に囲まれています。
たとえば、エレベータのないアパートの2階に住んでいる場合、まずベビーカーを1階に下ろした後、赤ちゃんを抱きかかえて降ろさないといけないので、階段の昇り降りを繰り返さなければいけません。
そして、スーパーに着くまでの道のりには、スロープのない階段などの段差はもちろん、交差点や横断歩道などには点字ブロックもいっぱいです。
歩くだけなら特に支障がない段差や点字ブロックも、ベビーカーで通るとなると何度もつっかえたりして振動もすごいから、注意して進まなければいけません。
それに、買い物帰りには、まず赤ちゃんを自宅まで抱きかかえ、その後重い買い物袋を自宅まで運び、さらに、そのあとベビーカーを運ばなければいけないので、出掛ける時よりも負担も時間もかかって大変です。
いっそのこと、赤ちゃんを抱きかかえたまま荷物を運ぼうかと思うこともありますが、子どもを落としてしまったらと思うとそうもいかず、面倒でも何度も何度も階段の昇り降りを繰り返しています。
2.赤ちゃんママが実践している解決法
では、世の中の赤ちゃんママたちは、ベビーカーでの買い物を快適にするために、いったいどんな工夫をしているのでしょう。
多くの赤ちゃんママは、自分にあった解決法を見つけ、買い物を上手にやりくりしています。
はたして、あなたに最適な解決法は見つかるでしょうか。
代表的な解決法をピックアップしてみたので、チェックしてみてくださいね。
2-1.抱っこひもやスリング
ベビーカーではなく、抱っこひもやスリングを使ってスーパーで買い物をする方法です。
抱っこひもやスリングを使えば、スロープがなくても大丈夫ですし、持ち運びも簡単でかさばりません。
でも、抱っこひもやスリングは、赤ちゃんの体重がそのまま身体に伝わってきます。
このため、長時間の買い物はもちろんのこと、牛乳など重い荷物を持ちながらの買い物では、肩こりがひどくなったり腰が痛くなったりします。
肩こりや腰痛は、治療に時間もお金もかかるので、できるだけ身体に負担をかけたくないですよね。
それに、抱っこひもやスリングは赤ちゃんをカードしてくれるものが何もないので、何かにつかずいてこけそうになったり、飛び出してきたカートにぶつかりそうになったり、落としそうになったりなど、事故やケガも不安です。
2-2.ベビーカーフック
ベビー用品店などで売られているベビーカーフックを使う方法です。
ベビーカーフックをつかえば、ベビーカーのハンドルに買い物かごをかけることができるので、あなたが買い物かごを持つ必要がなく、楽に買い物を楽しむことができます。
ただし、ベビーカーの多くは、ハンドルに重い荷物をかけることを前提としていません。
だから、ベビーカーのハンドルにかけた買い物カゴが重くなった場合には、ベビーカーが後ろに転倒して赤ちゃんがケガをする可能性があるんです。
ベビーカーが転倒する不安を感じながらの買い物、取り返しのつかないことになったらと思うと、安易に使う気にはなれません。
2-3.リクライニング可能なカート
寝かせられるベビーカーがあるお店を選んで買い物する方法です。
リクライニングで平らになるタイプのカートなら、首が座っていない赤ちゃんでも使うことができるので、わざわざベビーカーを持ち運ばなくてもいいのですっごく楽です。
でも、お店のカートはみんなが使うもの、どんな人が触ったのかわからないので、やっぱり衛生面は気になります。
それに、カートのタイヤは小さくて床の振動が赤ちゃんにダイレクトに伝わりやすいので、赤ちゃんへの衝撃を考えるとやっぱりベビーカーの方がいいような気もします。
2-4.まとめ買い
週末に、旦那さんに買い物に付き合ってもらい、1週間分の食材を買いだめしておく方法です。
あなたがカートを押し、旦那さんが赤ちゃんを抱っこしながらついて歩けば、ベビーカーなしで買い物ができるのはもちろんのこと、重い荷物は旦那さんに運んでもらうこともできます。
でも、仕事を頑張っている旦那さんにとって、週末は「やっと休める」休日です。
このため、毎週買い物に付き合ってもらうためには、旦那さんの理解が必要不可欠です。
場合によっては、買い物をお願いした時、めんどくさそうな顔をされたり、うんざりした表情で付き合わせることも覚悟しておかなければいけません。
お願いして、嫌な顔されて買い物に連れて行ってもらうくらいなら、1人で買い物した方がよっぽど気楽です。
3.買い物は、あなたがしなくてもいい
ここまで紹介してきた解決法は、それなりにメリットのある方法だと思います。
でも、どの解決法も、残念ながら100点満点とはいえるものではなかったんです。
やっぱり、ベビーカーでの買い物は大変だと割り切るしかないのでしょうか。
贅沢を言わず、どこかで妥協するしかないのでしょうか。
まわりの赤ちゃんママも多少は我慢しているんだから・・・、と思ったこともありました。
でも、ふとした瞬間に、重要なことに気がついたんです。
これまでは、ベビーカーの買い物の大変さから逃れたいと思うばかり、ベビーカーばかりに注目し、ベビーカーをうまく使う方法やベビーカーを使わずに買い物する方法ばかりを考えていました。
でも、冷静になって考えてみれば、私が必ず買い物しなければいけないわけではなかったんです。
というのも、私の代わりに誰かが買い物してくれれば、ベビーカーを押しながら買い物かごを持ったりして、他のお客さんに不快な思いをさせることもなくなります。
それに、買い物に行かなければ、カゼやインフルエンザをうつされる心配もありません。
さらに、買い物時間や移動時間もゼロにすることができるので、育児中に自分の時間を作る余裕がもてます。
こんな便利なサービス、使わない手はないですよね。
あなたの代わりに買い物をしてくる便利なサービスには、ネットスーパーや食材宅配などがあります。
ネットスーパーや食材宅配なら、スマホで24時間いつでも注文できるし、離乳食やおむつなどもまとめて配達してもらえるので本当に便利なんです。
とはいうものの、ネットスーパーや食材宅配なら、どこでもいいというわけではないんです。
なぜならば、ネットスーパーや食材宅配のサービスの違いは、料金や使い勝手に大きな差が出るからなんです。
申し込んでからでは、遅すぎます。
赤ちゃんママにとってメリットの大きいネットスーパーや食材宅配を見分けるポイント、あなたも共感してくれるポイントだと思うので、しっかりチェックしてくださいね。
3-1.送料無料であること
ネットスーパーや食材宅配をはじめて利用する時、大きなハードルになるのが送料です。
いままでいろいろと節約してきたのに、いきなり送料が必要になるなんて、やっぱり抵抗感ありますよね。
でも、赤ちゃんママに優しいネットスーパーや食材宅配は、そんなあなたの気持ちをちゃんと考えてくれています。
ネットスーパーや食材宅配では、赤ちゃんママを対象にした特典を利用することによって、送料が無料になる場合があるんです。
特に、出産直後はネットスーパーや食材宅配を利用し始める人がとっても多いので、赤ちゃんママ獲得に各社力を入れています。
せっかく赤ちゃんがいるんですから、赤ちゃんママ向けの送料無料特典、使わないと損ですよね。
3-2.留め置きしてくれること
ネットスーパーや食材宅配で注文した商品は、自宅の玄関で受け取ることが原則ですが、赤ちゃんがいる家庭では便利なはずの玄関での受け取りが思わぬネックになる可能性があります。
たとえば、授乳していたり、おむつの処理をしていたりしている時には、インターホンが鳴ったとしても、すぐに出ることができないですよね。
それに、インターホンの音は家中に響くので、せっかく寝かしつけた赤ちゃんが、インターホンで起きてしまってガッカリ、なんてこともあります。
このため、ネットスーパーや食材宅配を選ぶ時には、あらかじめ指定しておいた場所に置いていってくれる「留め置き」が利用できるところがおすすめです。
留め置きを上手に利用すれば、突然の配達やインターホンの音に悩まされることもありません。
3-3.料理キットがあること
赤ちゃんの世話はホント大変ですよね。
思うように食事の時間が取れないので、何を食べようかとか、何が食べたいなんて考える暇もなくて、赤ちゃんが寝てる時間を見計らって夕食の残りとかで済ませてしまうことも多いはずです。
でも、そんな食生活だと栄養バランスも気になるし、これから子どもに離乳食を食べさせることも考えると、これじゃいけないって思うのも当然です。
そんな時におすすめなのが、ネットスーパーや食材宅配で人気の料理キットです。
料理キットなら、必要な食材や調味料はもちろんのこと、カット済み野菜や簡単レシピなど調理時間を短縮するいろいろな工夫がされているので、冷蔵庫に用意しておけば、ちょっとした時間を使って本格的な料理が作れます。
それに、メニューは日替わりで栄養バランスやカロリー、塩分もちゃんと考えられているので、あなたがメニューで悩むこともありません。
料理キットは、共働き世帯のワーキングママに人気のサービスですが、時間がなくて食事が不規則になりがちな赤ちゃんママにもピッタリのサービスです。
必要な食材は必要な分だけ届くので、食材を無駄にすることなく、ゴミも減らすことができるのもおすすめポイントです。
4.ベビーカーの買い物が大変だと悩んでいる赤ちゃんママにおすすめのネットスーパーと食材宅配ランキング
では、これまで紹介したポイントを踏まえ、あなたにおすすめできるネットスーパーや食材宅配をランキング形式で紹介します。
いま利用しているスーパーよりも、便利でたくさんのメリットがあると思うので、ぜひ参考にしてみてください。
第1位.コープデリ
コープデリは、生協の食材宅配のひとつです。
食材宅配というと割高なイメージがありますが、コープデリは生協の食材宅配の中でもスーパーに近い価格帯のものが多く、安心して利用することができます。
また、赤ちゃん割引や子育て割引を利用すれば、送料無料(または割引)特典を利用できますし、留め置きにも対応、10分で完成する料理キットなど、あなたの買い物や子育ての負担をサポートしてくれるサービスが充実しています。
ただし、コープデリを利用できるのは、1都7県(東京都 、千葉県、埼玉県、茨城県、栃木県、群馬県、長野県、新潟県)に限定されているため、注意が必要です。
なお、コープデリ利用中の千葉さんの率直な感想は、下の動画で確認することができるので、コープデリが気になる人は必ずチェックしてくださいね。
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第2位.らでぃっしゅぼーや
コープデリを利用できない地域にお住まいの方におすすめなのが、らでぃっしゅぼーやです。
らでぃっしゅぼーやはコープデリと比較した場合、価格帯が若干高めですが、農薬はもちろん、産地や栽培方法にもこだわった安全性の高い食品を簡単に手に入れることができます。
気になる送料ですが、らでぃっしゅぼーやには、「ベビー特典」と呼ばれる赤ちゃんママ向けの特典が用意されていて、最大36ヶ月送料無料でらでぃっしゅぼーやを利用することができます。
また、留め置きも可能ですし、農薬や化学肥料を極力使わない食材を使った料理キット「私が仕上げる10分キット」も用意されています。
なお、らでぃっしゅぼーやは全国で利用することができますが、ベビー特典や留め置きを利用するためには、都市部限定の「らでぃっしゅぼーや専用車」を利用することが条件のため、注意が必要です。
▼らでぃっしゅぼーやの申込みはこちらから▼
第3位.パルシステム
生協の食材宅配の中で、コープデリよりも食の安全にこだわりたい人のおすすめなのがパルシステムです。
コープデリの安全基準は、原則として国の基準と同じですが、パルシステムは国の基準を上回る独自基準が設けられていて、オリジナル商品が豊富なのがコープデリとの大きな違いです。
また、パルシステムには、「お試しセット」が用意されていて、申し込んだ後に後悔しないためにも、本契約に必ず利用したいサービスです。
赤ちゃんママ向けのキッズ特典やベイビー特典を利用すれば、送料が無料(または割引)になりますし、留め置きにも対応しています。
なお、パルシステムも配送エリアが限定(1都10県 :東京、神奈川、千葉、埼玉、茨城、栃木、群馬、福島、山梨、静岡、新潟)されているため、注意が必要です。
▼パルシステムの申込みはこちらから▼
(※ご注意!ここで紹介しているデータは、2017年09月09日時点での独自による調査結果です。各データは、必ず運営会社発表のものと照合しご確認ください)