あなたは、何を基準に米油を選ぼうと思っていますか。
そして、米油を選ぶ時、どれも同じように思えて迷ってしまうのではないかと、思っていませんか。
もし、ご家族やあなた自身の健康を考えた上で、初めて米油を使ってみたくなったのであれば、安心して使うことができる米油を選びたいものですよね。
そこで、今回はネットでおすすめの米油として紹介されている「みずほの米油」を実際に購入し使ってみて、人気の米油といわれている理由にせまってみたいと思います。
サラダ油に比べ、ちょっとお値段が高めの米油ですが、「買ってよかった!」と思えるポイントが多かったので、これからご紹介するみずほの米油のメリットを必ずチェックしてくださいね。
1.紫外線から米油を守る紙製のパッケージ
サラダ油など、一般的な食用油は透明なプラスチック容器に入れられ、販売されています。
しかし、みずほの米油は紙製のパッケージに保護された形で販売されています。
米油が劣化する主な原因のひとつとして、光による影響があげられます。
つまり、透明なプラスチック容器に入れられた米油では、蛍光灯の光や日光にさらされ、劣化する可能性が高くなるんです。
しかし、紙製のパッケージであれば、蛍光灯の光や日光を通さないため、劣化の影響を最小限に抑えることができます。
つまり、みずほの米油の容器の違いは、私たち消費者の立場になって米油を作っている確かな証なんです。
また、紙製のパッケージは、は透明なプラスチック容器と異なり、使い終わった後、丸めて小さくたたむことができるので、ゴミの量も減らすことができる環境に優しいパッケージと考えることもできます。
そして、米油の保管場所としては、直射日光や高温を避けることができる場所が最適なため、冷蔵庫の野菜室にピッタリ収納できるサイズも、私たち消費者の使い勝手を考慮した細かい配慮といえるでしょう。
2.こめぬかに含まれている豊富な栄養成分
みずほの米油は、国産のこめぬかが原料のため、コーン油のように遺伝子組み換え食品の心配をする必要がありません。
そして、みずほの米油の製造会社である「三和油脂株式会社」のホームページでは、こめぬかを原料として作られた米油には、以下のような体によい成分がたくさん含まれていると紹介されています。
2-1.ビタミンE
抗酸化作用により、体内の脂質を酸化から守り、細胞の健康維持を助ける栄養素です。日本人の摂取するビタミンEの約30%は植物油から摂取している現状です。良質のビタミンEは、こめ油から摂取してください。
2-2.トコトリエノール
ビタミンEの一種で抗酸化力がビタミンE(トコフェロール)の約50倍と言われています。圧倒的に抗酸化力が高いため、スーパービタミンEとも呼ばれています。
2-3.ガンマオリザノール
米油特有の栄養素で更年期障害、胃腸神経症などの改善に効果があるといわれています。複雑な現代社会人に欠かせない栄養素です。
3.もたれない、臭わない
揚げ物や炒め物の際、米油を使って私が感じた最大の違いは「臭わない」ということです。
サラダ油をはじめとするその他の食用油は、加熱すると原材料による独特の臭いが発生し、油酔いといわれるような気分の悪さを感じることがありましたが、みずほの米油を使い始めてからは、油酔いに悩まされることが少なくなりました。
また、米油は加熱に強く酸化安定性が優れているため、揚げ物はカラッと揚げることができ、安心して楽しく揚げ物料理を作り、たくさんいただけるようになりました。
また、食後の胃もたれも、ほとんど感じることがなくなったことも、ありがたかったですね。
そして、米油は、その名の通りお米との相性も抜群なので、我が家では、お米を炊く時にスプーン1杯の米油を入れてお米を炊いています。
米油を入れないご飯に比べ、自然なつやがでるのはもちろんのこと、冷凍保存の後、電子レンジで温め直しても美味しいご飯を食べることができるので、とっても得した気分になれます。
4.圧搾法ではなく抽出法で作られている
人気が高く、メリットも多いみずほの米油ですが、その他の食用油と同様にデメリットも存在します。
私は感じたみずほの米油最大のデメリットは、米油の製造方法が圧搾法ではなく抽出法であることです。
一般的に、米油の製造方法として、抽出法は圧搾法より効率がよく、安く米油を作ることができるといわれています。
しかし、抽出法で作られた米油は、薬品を使用する危険性や油が高温にさらされることによる酸化などの悪影響のリスクが考えられます。
ただし、圧搾法で作られた米油はネット上でも販売されていますが、大量生産が難しいことはもちろん、値段も非常に高めのため、普段使いの食用油としては割高感があることは正直否めません。
このため、みずほの米油のデメリットである「抽出法で作られた米油である」という事実は、安全性だけを考えればデメリットかもしれませんが、お値段と米油のメリットのバランスを考えれば、みずほの米油は圧搾法で作られた米油よりも、バランスのとれた普段使いに最適な米油なのです。
5.まとめ
いかがでしたか。
米油は、その他の食用油に比べ、生産量が少なく、時期によっては入手困難な場合もあります。
先日、私もネットで米油を注文しようとしましたが、販売終了のため買えなくて困ってしまいました。
中には、入手困難な状況を逆手にとって、通常価格よりも高値で販売しているところもあるみたいなのでご注意ください。
なお、一般的に米油は、開封後1~2か月を目処に使い切るのがよいとされています。
とはいえ、みずほの米油の賞味期限は製造日より2年間です。
このため、みずほの米油を確実に入手し使い続けるためには、入手可能な時期にまとめて購入
健康に対する意識が高まれば高まるほど、米油に対するニーズも大きくなっていきます。
人気のあるこめ油は、あっという間に入手困難になってしますので、くれぐれもご注意くださいね。