発泡酒の危険性はどれくらい?ビール、発泡酒、プリン体糖質ゼロビールを原材料で比較してみた結果

ビール、発泡酒、プリン体糖質ゼロビール

あなたは、ビール、発泡酒、プリン体糖質ゼロビールの違いを、はっきりと説明することができますか?

プリン体糖質ゼロビールは、ゼロだから体にいいと無条件に判断していませんか?

ビール、発泡酒、プリン体糖質ゼロビールの違いは、価格や味の違いだけではありません。

それぞれに使われている原材料が異なる以上、あなたの体や健康に与える影響も、大きく異なるんです。

せっかく、アルコールを楽しむなら、体への負担が少ないものを選んで、体も心も健康になりたいですよね。

というわけで、今回はスーパーで販売されている人気のビールを実際に購入し、原材料の違いを比較してみました。

「ゼロイコール健康」と思い込んでいる人もとっては、驚くような情報もあるので、必ずチェックしてくださいね。

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1.ビールと発泡酒の違いは?

では、まず基本的なところからおさらいしていきましょう。

ビールと発泡酒の違いは、キリンビールのホームページによると、

いずれも琥珀色をした泡の出るアルコール飲料で、「ビール類」という言葉でくくられることもあります。この呼び名は、日本の酒税法によってそれぞれの基準が定められたもので、主に原材料の種類や使用比率によって分類されています。一般的には、麦芽の使用が少なくなると「発泡酒」に分類されますが、国の政令で指定された副原料以外を使うと、麦芽をたっぷり使っていても「発泡酒」の扱いになります。「新ジャンル」は麦・麦芽以外を原料としたものと、発泡酒にスピリッツなどのアルコール飲料を加えたものに大別できます。

と定義されています。

また、サッポロビールのホームページでは、

ビールは

  • 原料(水・ホップを除く)における麦芽の使用率が2/3以上
  • ビールで使用可能な原料を発酵させたもの
  • 酒類(アルコール分20%未満)
  • 発泡性

発泡酒は、

  • 原料の一部に麦芽または麦を使用
  • 酒類(アルコール分20%未満)
  • 発泡性

と定義されています。

つまり、ビールと発泡酒の違いは、おおまかにいってしまうと、麦芽の使用割合の違いであり、発泡酒よりもビールの方が使用可能な原料の種類や割合などが厳選された原料によるアルコール飲料という印象を持ちます。

やはり、ビールと発泡酒の価格の違いは、使われている原料の種類や割合の違いでもあるわけですね。

2.プリン体ゼロとは?糖質ゼロとは

では、普通の発泡酒とプリン体糖質ゼロビールの違いである「プリン体」、「糖質」とはいったいどんなもので、私たちの体にどんな影響を及ぼすのでしょう。

2-1.プリン体とは

プリン体を多く含むレバー

プリン体とは、肉、野菜、魚、穀物などほとんどの食品に含まれている成分で、食品のうまみ成分の一種です。

プリン体が多く含まれている食品としては、レバー類、白子、一部の魚介類(エビ、イワシ、カツオ等)や、干し椎茸、魚のたまご(いくら・たらこ・すじこ)などがあげられます。

そして、プリン体はビール、焼酎、ウイスキーなど、ほとんどのアルコール飲料に含まれています。

参考:アルコール飲料中のプリン体含有量

通常、プリン体は肝臓で代謝されて、最終的に尿酸となって身体の外に排泄されますがプリン体を多く含む食物を食べ続けると、血液の中に尿酸という物質が溜まっていきます。

そして、尿酸が溜まった状態が続くことによって、痛風や尿酸結石などさまざまな病気を発症する要因となります。

2-2.糖質とは

糖質はご飯やパンにも

アサヒビールのホームページによると、

糖質とは、『炭水化物から食物繊維を除いたもの』の総称

と定義されています。

そして、ご飯やパン、麺類など私たちが普段の食事で主食とする食べ物の中に多く含まれています。

糖質は私たちの体にとって必要な栄養素ですが、摂り過ぎた糖質は体の中に脂肪として蓄えられ、肥満の原因のなるのはもちろんのこと、糖尿病やアトピー、冷え性、不妊症などさまざまな病気の要因となります。

2-3.普通の発泡酒とプリン体ゼロ、糖質ゼロの違いは?

つまり、プリン体ゼロ糖質ゼロビールは通常の発泡酒に比べ、プリン体や糖質の摂取量を抑え、過剰摂取による悪影響を予防する効果が期待できる発泡酒だということがいえます。

しかし、原材料の種類を確認すると、プリン体ゼロ糖質ゼロビールには、プリン体と糖質をカットしたことを補うかのように、発泡酒には使われていない成分が多数使われていることも同時に分かります。

3.原材料が一番少ないのはビール

ビールは麦芽とホップだけ

ビール、発泡酒、プリン体糖質ゼロビール、それぞれの原材料名を比較した場合、原材料の種類が最も少ないのは「麦芽」、「ホップ」の2種類のみ使われているビールでした。

麦芽とは?

ホップとは?

材料の種類が少ないことは、必ずしもいいことだとは言い切れませんが、しょう油やみりん、マヨネーズなど、その他の食品の傾向から、やはり原材料の種類が少なく聞いたことのある原材料が使われているビールは、発泡酒に比べ安心できますね。

4.発泡酒に使われている「大麦」「コーン」とは

発泡酒には大麦とコーン

発泡酒の原材料には、ビールには使われていない「大麦」、「コーン」の記載があります。

大麦とは?

大麦を発芽させたものが麦芽なので、もし、同じ大麦から麦芽が作られているとすれば、安全性に大きな問題はなさそうです。

4-1.コーンは遺伝子組み換え作物?

コーンとは?

発泡酒に使われているコーンの原料は「とうもろこし」です。

とうもろこしを使った食品と聞くと、やっぱり気になってしまうのは、遺伝子組み換え作物を使用している可能性です。

しかし、大手4社のビールについては、原材料にコーンが使われていたとしても、現状では遺伝子組み換え作物の危険性は無いようです。

参考:大手ビール会社4社から回答が届きました

2015/11/9追記:発泡酒と新ジャンルでは、ほとんどが組み換えトウモロコシからなる「不分別(ふぶんべつ)」が使われています。

5.プリン体糖質ゼロビールは、糖質はゼロでも、糖類は含まれている

糖質ゼロなのに糖分が

発泡酒とプリン体糖質ゼロビールの原材料には、糖類の表記があります。

発泡酒に糖類が使われているのはあまり気になりませんが、なぜ、糖質ゼロであるはずのプリン体糖質ゼロビールに糖類が使われているのでしょう。

5-1.糖類と糖質は違う

糖類ゼロは糖質ゼロ

アサヒビールのホームページによると、

「糖質」とは、『炭水化物から食物繊維を除いたもの』の総称です。
「糖類」とは、『単糖類・二糖類』の総称です。

つまり、糖類は糖質の一部なんです。

とすれば、糖質ゼロということは糖類もゼロということになり、「糖質ゼロ」がうたい文句のプリン体糖質ゼロビールの原材料の糖類が含まれていることには矛盾を感じてしまいます。

しかし、糖質ゼロの表示には、ちょっとしたカラクリがあるんです。

5-2.糖質ゼロビールは、糖質が含まれている可能性がある

アサヒビールのホームページによると、

消費者庁が定める栄養表示基準に基づき、100ミリリットルあたり糖質が0.5グラム未満の場合には、「0」としていることがあります。

との記載があります。

つまり、糖質ゼロと表示されているということは、糖質が含まれていないことではないんです。

さらに、糖質の中には、砂糖など一般的な糖類の他に、人工甘味料なども含まれている可能性もあります。

そして、人工甘味料には、私たちの体に有害な影響を与える可能性がある成分も多く存在しているんです。

6.プリン体糖質ゼロビールだけに使われている原材料での中で要注意が必要なものは

ゼロビールにはたくさんの食品添加物が

では、最後にプリン体糖質ゼロビールだけに使われている原材料での中で、特に注意が必要と思われる成分をご紹介していきます。

6-1.甘味料(アセスルファムK)

アセスルファムKは、食酢の主成分である酢酸を主成分とする人工甘味料です。

また、日本では2000年に使用が認めれた食品添加物です。

カロリーがゼロのため、お菓子、アイスクリーム、ジュースなどカロリーオフをうたった食品や飲料に多く使われています。

6-1-1.アセスルファムKの何が危険

アセスルファムの製造過程では、塩化メチレンと呼ばれる溶剤が使われています。

そして、塩化メチレンの長期的な摂取はガンやウツ病、肝臓や腎臓障害を引き起こす可能性があると指摘されています。

つまり、塩化メチレンを含むアセスルファムKについても、さまざまな病気の要因となる懸念が考えられるんです。

6-2.カラメル色素

カラメル色素は、コーラなどに使われる着色料ですが、発がん性物質が含まれている可能性が高い添加物という指摘がある一方、カラメルは、JECFAにおいて安全性評価がなされた食品添加物という見解も存在しています。

参考:カラメルの話(農畜産業振興機構)

どちらの意見を信用するかは、人それぞれですが、私たちの体にとって有害な可能性のあるものは、可能な限り避けたほうが得策であることは、間違いありません。

7.ビール、発泡酒、プリン体糖質ゼロビール、成分的には何を選ぶのかベストな選択なの?

これまで、ビール、発泡酒、プリン体糖質ゼロビール、それぞれの原材料の違いをいろいろとご紹介してきましたが、食品としての危険性を基準とした場合、いったい何を選ぶのがベストの選択なのでしょう。

7-1.ビールと発泡酒では、ビールを選びたい

発泡酒には糖類が

今回原材料を調査したビールと発泡酒は、原材料に多少の違いはあるものの、ともに食品添加物などは含まれていませんでした。

また、遺伝子組み換え作物が使用されていないことも、メーカーより回答されており、遺伝子組み換え作物による危険性もないことが分かりました。

2015/11/9追記:発泡酒と新ジャンルでは、ほとんどが組み換えトウモロコシからなる「不分別(ふぶんべつ)」が使われています。

このため、ビールと発泡酒を比較した場合、遺伝子組み換え作物が使われていないビールの方が安全性が高いといえます。

また、発泡酒には糖類が含まれているため、糖分の摂り過ぎによる生活習慣病の危険性が高い人は、発泡酒より糖質の少ないビールを選んだ方がよいでしょう。

7-2.プリン体糖質ゼロビールは、有害の可能性がある食品添加物が使われているため、避けたほうがいい

ゼロビールに低カロリー

今回比較した3種類のアルコール飲料の中で、最も私が飲みたくないと感じたのは、プリン体糖質ゼロビールです。

プリン体ゼロや糖質ゼロは確かに大きなメリットかもしれませんが、プリン体や糖質を無くした代わりに人工甘味料や食品添加物が使われていることは、決して体によい影響を与えるとは思えません。

また、糖質ゼロとPRしているにもかかわらず、糖類がゼロではないことも、言葉のまやかしのような感じが否めず、本当に私たちの体によい影響があるのが疑問視したくなります。

ただし、カロリーは3種類の中では最も低いので、ダイエットをしている人にとっては、メリットのあるお酒だといえるでしょう。

8.まとめ

いかがでしたか?

ついつい、味や値段の違いだけに注目してしまいがちなビールや発泡酒ですが、私たちの体に与える影響も、少なからず異なることがご理解いただけたのではないでしょうか。

また、糖質と糖類の違いなど、調べなければ間違った解釈をしてしまうポイントがあることも、お分かりいただけたのではないでしょうか。

ビールは、手軽に飲むことができ、日常生活に最も近いアルコール類です。

だからこそ、ビールや発泡酒の特徴や違いを十分に理解した上で、上手にたしなみたいものですよね。

今回ご紹介した情報が、あなたのビール選びの参考になれば、うれしいです。



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